サプリメントを飲む前に知っておきたいこと

栄養補助食品に過ぎないこと

ギモン豚.jpgのサムネイル画像


 『栄養補助食品』ってよく聞きますけど、
ホントのところどういったものかよく知っている人って少ないですよね?


 だいたい『◯◯性食品』って名前のもの、ものすごく沢山ありませんか??


 食品なのに『◯◯性』って名前がついてら何かに効きそうって(薬みたい?)
勘違いしてしまいそうです。



『栄養補助食品』とは??


『栄養補助食品』というのは、毎日の食事だけでは十分に取る事のできない栄養素を補うための食品のこと。


 人間が本来持ちあわせている自治癒力を高め、免疫力を向上させ、病気の予防、
病気の回復を手助けすることを目的とする食品のことをいいます。


 はじめは『機能性食品』と呼ばれていたんだそうです。


 栄養補助食品は、3つに分類されます。


  1.ビタミン (VA.VB1.VB2.VB6.VB12.VC.VD.VE 他)
  2.ミネラル (カルシウム、鉄、亜鉛、他)
  3.その他の食品(キチンキトサン、プロポリス、アガリクス等)

 

『トクホ』よく聞きますよね?


 1991年に機能を表示できる食品として法制化が行われたので、
『特定保健用食品』と名称を変えました。
 

 これは、科学的根拠があると認めた食品に対して、
厚生大臣が特定に保健についての表示を許可する食品の制度。よく聞く『トクホ』です。
                          ※保健というのは字の通り『健康を守り保つこと』


 これは栄養素が偏りがちで不規則な食習慣によって引き起こされる
「生活習慣病」の一次予防を目的として平成3年に誕生しました。
(『予防』が目的でそれに効くってわけじゃありませんよ、もちろん)


 『特定保健用食品』は、身体の機能や活動に関与する特定の保健機能を有する成分を摂取することにより、
健康の維持増進に役立ち、特定の保健の用途を資する(助ける)ことを目的とした食品。


 商品のパッケージにも『関与成分』という表示で、どんな成分が摂り入れられるかわかるようになっています。
これらの商品には1日の摂取目安量も記載されています。


 マークついてますよね。
何でもかんでも付けられるものではありませんケド。


『保健機能食品』って??


 これら『特定保健用食品』と『栄養機能食品』の総称を『保健機能食品』といいます。
医薬品とは異なるため、病気の診断・治療・予防に関する表示は許されていません


 また、病気の治療を目的としたものではないので、
多量に摂取しても健康が増進するようなこともないとされていますので・・・・・
効きそうな薬のような感じを受けても『食品』であることには変わりありません

 


『食品』なので、効果は期待できないとしても・・・


 ジャンクフードのお供にやっぱり飲みたくなっちゃいませんか??
シュワシュワしたジュースとか。


 体に気を使っていても、『よろしくないもの』を欲すること
ありますよね??


 コレが多少でも『罪滅ぼし成分入り』になっててくれると
ちょっと嬉しかったりするのは私だけでしょうか??(笑)


基準に合っていればいい?


 ちなみに『栄養機能食品』はビタミンやミネラルなどの栄養成分量が基準に適合していれば、
許可や届け出なしにその機能を表示できる
もの。


 高齢化や食生活の乱れ等により、通常の食生活を行うことが難しく、
1日に必要な栄養成分を摂取できない場合(人)に、その栄養成分の補給に利用してもらうための食品です。


 この食品は、厚生省が定める基準に従っていれば、栄養機能の表示が可能です。
(特定の栄養成分の1日摂取目安量が定められた上・下限値の範囲内であること、注意喚起表示などの記載義務)


のぞく.jpg


 表示の仕方にも決まりがあって「栄養機能食品(ビタミンC)」のように、
栄養機能表示をする栄養成分の名称を「栄養機能食品」の表示に続けて表示するように
決められています。


 パッケージを見てみると「へぇぇ」って思うと思います。あんまり見ないですよね、普段。


『機能性食品』とは??


 一方『機能性食品』というのは、3つあると言われている食品機能


 『栄養機能(1次機能)』 『味覚機能(2次機能)』『身体に対する調節機能(3次機能)』の中の


体調を整える効果をもつとされる(3次機能に作用する)加工食品のことを意味します。


 例えば食物繊維を入れた飲料など、生体調節機能を人工的に強化しているものなんかがそうです。


 厚生労働省は、機能性食品について
「食品成分の持つ生体防御、体調リズム調節、疾病の防止と回復などにかかわる体調調節機能を、
生体に対して十分に発現できるように設計し、加工された食品である」と定義しています。


 平たく言えば、体調管理に役立つようにカスタマイズされた食品ってことですね。


沢山の基準が定められています。


 『機能性食品』も含有成分、摂取量、方法、品質保持期間など14項目からなる基準を制定し、
それらを表示すれば、『特定保健用食品』として認定されることになってはいますが、
薬品的な効果はあっても、薬品とは性質が違います。


 つまり効能を示すことはできないものです。


 『栄養補助食品』『特定保健用食品』『栄養機能食品』『機能性食品』など、
厚生省が認可(つまり国が認めたということ)していますけど、
認可したのはその『成分』であって、その『商品』ではないということを
きちんと理解しておいたほうが良いと思います。


大事なのは含まれる『成分』


 例えば『ヘルシア緑茶』
これのCMを見ると【お腹まわりに効くのか?】【ダイエット効果があるのか?】って思いますよね。
健康診断で腹部を測ったりしていたら『このお茶を飲めば凹むかも!?』なんて思っちゃいますよね。


ダイエット.jpg


 この商品は『茶カテキンを多く含むので体脂肪が気になる方に』という商品です。


 つまり体脂肪に効果があるのは茶カテキンの成分で、このお茶自体ではない
他のお茶より茶カテキンは含んでいるけど、それだけで出来ている飲み物じゃないってことを
分かっておかないと。


 「コレが効く」じゃなくて「どうせ口にするなら、なにか体にいい成分を一緒に摂ろう」
くらいのスタンスじゃないといけません。『特定保健用食品』は食品ですから。


 脂っこい食事をとって、脂肪分を分解してくれそうなお茶をガブガブ飲んだところで
摂った脂肪分が全部帳消しになるかといえばそうじゃないですからね。


 やっぱり健康を維持増進するための基本はバランスの取れた食事です。


 可能な限り必要な全ての栄養成分を普通の食事から摂取出来るのが理想です。(あくまでも)


 いわゆる栄養補助食品の普及によって、これがないがしろにされてしまっては元も子もありません。
本末転倒っていうんでしょうか・・・・


美味しく食べられるっていうのは・・・


 食事を美味しく楽しく食べられるのは『人間』の特権じゃないですか?


食事.jpg


 目で見て、匂いを感じて、味を舌で感じて・・・
食事って空腹を満たすだけのものじゃないですよね?
いろんな感覚を総動員していますよね、作る時も食べる時も。


 もしもドックフード、キャットフードのように栄養バランスは調えられていても、
そう毎日代わり映えしない食卓ってどうですか?食事の楽しみが無くなりそうじゃないですか?


 普段の食事に不足する栄養成分をサプリメントで補うというのが正しい使い方。


 いろんなサプリメントを飲んで食事代わりにするなんていうのはもってのほかですよ。


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